ギャンブル資金のためのキャッシングがダメな理由について

キャッシングの使途、使い道は自由とされています。マネーロンダリングのようなマネー洗浄や、マルチ等は禁止されています。では、ギャンブルに利用するのは問題ないのでしょうか?
 

手元に全く資金がなければ賭け事もできませんが、借りた10万で30万稼げれば20万が全部自分の手元に残ることになります。うまくいけば、割りのいい仕事のようにも感じてしまいませんか?
 

以前より、ギャンブルとキャッシングは、最悪の相性であると言われています。あっという間に借金が膨らんでいくことが非常に多いのです。
 

ギャンブルが悪いという話ではありません。ギャンブルは楽しいですし、趣味の域を出なければ十分楽しいものです。
 

しかし、ギャンブルとキャッシングが合わせた場合には、最悪のシナリオになるケースが非常に多いのです。その内容を確認していきましょう。
 

1.ギャンブルの入口は些細なところから

 

友人などに誘われて、試しにパチンコで千円打ったら1万円勝ってしまった!
 

勝ったときのあの快感は格別です。ゲーム機から出てくる玉やコインが現金に換わるんです。777が揃ったときは本当に興奮します。
 

①簡単に勝ててしまうのがハマる入口

 

簡単にこづかいが稼げてしまったり、うまくいけば1ヶ月分のバイト代が半日で儲かってしまいます。しかし、さすがはギャンブル。勝たせ続けてはくれません
 

ギャンブルは勝ったり負けたりを繰り返して、最終的には負け越したとしても、勝ったときの興奮は鮮明に覚えているはずです。
 

しかし、負けたときのあの失望感は夢だったかのように忘れてしまいませんか?
 

「二度とやるもんか!」
 

こう思ってもまたギャンブルをしていたりします。
 

何度も足を運ぶ間に情報誌を購入して、当たりの出る確率を計算してみたり、自分が打つ台が何回転していて、あと何回くらい回せば当たりがくるかもしれない。
 

そのように台をチェックする姿は、すっかり慣れた人です。
 

②慣れるだけで依存症になる可能性

 

はじめはオドオドと賭けていたお金も慣れるにつれて、使う金額が大きくなってきます。
 

この時点で依存症の可能性が十分にあります。なぜなら、金銭感覚がすでにギャンブルの金額になっているからです。
 

③勝った思い出が鮮烈だとやめられない!?

 

ギャンブルは負け越すことが多いのですが、どこかのタイミングで大きな当たりがきます。この当たりを引くことで、よりギャンブルを楽しく感じます。
 

この楽しい思い出があるからこそ、人はギャンブルの虜になります。仕事をするよりギャンブルでやりくりをしていければ、こんな楽しい人生はないかもしれません。
 

④ギャンブル依存症は人ごとではありません

 

ギャンブル依存症は誰にでもなりうる病気です。一度でも豪華に勝ってしまうと、まるで自分の功績かのように思えてきます。自分の才能で勝てたと思えてくるのです。
 

負け続けいていても。
 

「どこかで必ず勝ち越せる!今が踏ん張り時だ!」
 

と妙に気合いが入ってしまうこともあります。
 

2.趣味の域を超えないために

 

ギャンブルを職にできると思わない方が身のためです。しっかりと胴元が儲かる仕組みになっていて、勝ち負けを繰り返しながら負けるようにできています。
 

①おいしい話は毒ばかり

 

「自分が勝てないのは必勝方法を知らないからだ!」
 

なんて思っていませんか?パチンコ必勝法という、怪しい情報もネットで販売されていますが、これは詐欺の種類になります。

これで負けない打ち方ができるなら誰も苦労はしません。
 

このような情報を購入しようとしているなら、すでに依存症であるといえます。どう考えても怪しい必勝法に手を出して、なんとも感じていない時点で感覚は麻痺していると考えられます。
 

しかし、「なんとしても勝ちたい!必勝法を買っても勝てれば元は取れるはず!」
 

このような発想になっているはずです。
 

落ち着くことが大切です。誰でも勝てるなんてことはありえないのですから。

②肝に銘じて欲しいことことがあります

 

  • ギャンブルはお金を払って遊ぶもので、稼ぐ遊びではありません
  • 何度負けても、次は勝てると思わせるギャンブルは詐欺師より怖い
  • ギャンブルは稼ぎの全部を食いつくします

 

3.借金してまでのギャンブルはとんでもない

 

すでに金銭感覚が麻痺してしまっている状況で、何を言われても聴かないのが人間ですが、借金してまで遊びはじめると、とんでもないことになります。
 

キャッシングは、未来の自分からお金を借りるという意味合いがあります。今、現金がない状態でも、金利というレンタル料を払って、未来の自分の給料から返済をしていくものになります。
 

お金を借りるときは、計画的な利用こそ大切で、まじめに働いている人でも高額利用をした場合は返済に苦労します。
 

これを浪費性の強いギャンブルに利用するとなると、お金を捨てるに等しい行為と言えます。
 

①金銭感覚が麻痺した状態のキャッシングは危険です

 

パチンコで1万を消化されるのに、時間はどれくらいかかるでしょうか?30分くらいでしょうか?もっと早いかもしれません。
 

こんな短時間で負けますが、勝ったときは、これ以上の現金が手元にくるので、金銭感覚が狂ってくるのです。
 

また、負け越して興奮している状況で10万キャッシング、これを消費するのにかかる時間はどれくらいでしょう?勝てればいいかもしれませんが、負け続ければ半日もてばいいくらいでしょうか?
 

②やめるにやめられない状態になります

 

おこづかいで遊ぶ分には、自分の財布がカラになるだけですが、キャッシングをして負けた場合には、何も残らず、借金と利息が残る状態になります。先述しましたが、人間は負けたときの記憶は夢でも見たかのように忘れます。
 

もう辞めようと思っていても、負けた分は取り返したいと思うのは人間の心理です。あと1回やってみたら勝てるかもしれないと思ったときこそ、一呼吸置いて、負けたときのことを思い出してみてください。
 

  • 返済ができないからギャンブルで稼ごうとする
  • ギャンブルで生活費を稼ぎたいから勝った分をギャンブルに回す
  • 負けたら生活費が足りないからキャッシングをする

 

この悪循環が続くのです。
 

冷静に考えてみましょう。ギャンブルにキャッシングを使わなければ、借金自体なかったんじゃないか?って思いませんか?
 

③勝負しているときに負けるつもりの人はいません

 

このために、勝つまで現金を使い込んでしまうのです。
「勝てば借金をチャラにできる」
 

そう思い込んで勝負しても勝てるとは限りませんし、どちらかというと負ける確率の方が高い。しかも負けた場合には借金は大きくなっています。
 

④生活費までギャンブルに使い込む

 

生活費を使い込む、ここまで来るのに時間はかかりません。家族がいる方の場合には、最悪離婚とか、生活費すらままならないから、キャッシングで生活費を捻出しようとするのです。
 

生活をするに当たって、最低限必要な現金というのはあります。これに加えて借金の返済があり、生活費を資金としてギャンブルで増やそうとしているなら、それは不幸の入口かもしれません。
 

ギャンブルがいけないのではなく、生活費を資金としたギャンブル、キャッシングなどの借入でギャンブルをするということに問題があるのです。
 

⑤負けるからこそ、使い込みが激しくなる

 

すでにキャッシングでギャンブルにはまっていくと、負け分を取り戻そうという感覚が強くなります。悔しいので、少しでも取り返したという気持ちが反対に悪い方向へ進んでいくのです。
 

当然勝つときもあるので、勝ったときは一時的に借入金は減ります。この勝ちはギャンブルへの呼び水になるので、これを繰り返しているうちに借金は確実に増えます。
 

ギャンブルで富を得たという話は、ほとんど有りえない話です。絶対にないとは言えませんが、高い確率で失敗する可能性をはらんでいます。
 

また不思議とギャンブルで勝った現金はギャンブルに消えるか、浪費する傾向があるため、すぐに手元からなくなります。
 

どこかのタイミングで、今までの負けた分は諦めて、キャッシングによるギャンブルをやめない限り、再起の可能性はないと考えた方がいいでしょう。
 

4.ギャンブルで借金をした場合に社会は冷たい

 

極端な話にはなりますが、返済不能となり、もし自己破産しか道がない場合を想定します。破産は、一切の債務を国の制度で帳消しにできる法的手続きです。
 

①裁判所に申し立てをして免責許可をもらう手続きです

 

破産は、財産と負債と相殺(そうさい)して、借金を帳消しにできる制度になりますが、自宅が持ち家、車の所有などがあれば、資産も一斉に売却されます。
 

②ギャンブルの借金は免除されない?

 

免責とは、借金を帳消しにすることの最終判断の決定をされるというように考えてもらえれば問題ありません。この免責ですが、ギャンブルや浪費で作った借金には適用されないという記述があります。
 

ギャンブルで借金をしたのは本人の問題なので、救済する必要はない。ということを法律では謳っているのです。
 

③免責されるケースが多い

 

実例の話では、ギャンブルのみの借金、生活費のための借金とは、どこでどう区切りをつけていいのか曖昧なため、ギャンブルで大半の借金を作った場合でも、免責されるケースがほぼ大半なようです。
 

免責を心配するより、現状を打破して自力で立て直しを図れるなら、それに越したことはありません。
 

まとめ

 

ギャンブルの金銭感覚でキャッシングを利用すると大変なことになります。返せないくらい大きな借金になっていることが多いのです。やめたくても、本人の意思で決着をつけれないのがギャンブル依存症です。
 

これは昭和の時代から続いている問題で、一家離散や夜逃げということが社会問題にもなりました。パチンコ借金は不幸に輪をかけて自分だけでなく、周りの人間を巻き込むということを理解することが重要です。
 

またギャンブル依存症は、だらしない人がなるものではなく、誰でもなりえる可能性のものです。身近なものであるということを認識しましょう。
 

キャッシングの枠上限までの利用になるまで、この悪循環は止まることはありません。どうにもならなくなって人に相談したときに、キャッシングをしているということが判明することがほとんどです。
 

ギャンブルにキャッシングを利用することで、ギャンブル依存症を促進させる効果があるのです。便利なキャッシングも、使い方次第では薬にも毒にもなるということがわかりますよね。
 

キャッシングの利用は、計画的にしなければならないと、改めて感じてもらえれば嬉しく思います。