自営業者の借り入れについて解説!審査ポイントは?

自営業者にとって、資金繰りは切っても切り離せない問題です。
 

一つでもメインバンクが確保出来ていれば安心かもしれませんが、今のご時世、業歴が浅かったり個人事業主の場合には、なかなか政府系金融機関や銀行からの融資を受けることも難しくなってきていますよね。
 

それに、融資の審査に時間がかかったり保証人が必要だったりと、思うように借り入れが進まないこともあるでしょう。
 

資金繰りがうまくいかないことで、大きな取引チャンスを逃してしまったり、品質を落とすようなことがあっては、最悪の場合倒産の危機にもなりかねません。
 

では、自営業者が借り入れをするときには、どのような点に気をつけながら進めたらいいのでしょうか?
 

今回は、自営業者の借り入れについて、審査ポイントを踏まえながら解説していきます。
 

1.日本政策金融公庫は自己資金が必要です

 

お金を借りるなら、やはり金利は低いほうがいいですよね。
 

そこで、一番最初に融資の申し込みを考えるのは、やはり政府系金融機関ではないでしょうか?
 

政府系金融機関ですと、多くの自営業者がまず申し込みを考えるのが、日本政策金融公庫です。
 

ただ、国からお金を借りるというのは、簡単なことではありません。
 

煩雑な書類作成や手続きで時間も労力もかかる上に、審査には1~2ヶ月近くを要し、その上で審査に通過しないということも、もちろんあります。
 

しかし、それだけではありません。
 

日本政策金融公庫から借り入れをするためには、自己資金を用意しなくてはならないのです。
 

①自己資金はどのくらい必要か?

 

多くの自営業者にとって、この部分がかなりのネックになっているようです。
 

日本政策金融公庫の公式サイトにあるQ&Aによりますと、
 

創業資金総額に占める自己資金の割合は平均で3割程度となっています。
 

とあります。
 

簡単に言うと、総事業費が900万円だとしたら、300万円の自己資金が必要ということですね。
 

これは、資金繰りに困窮している自営業者としては、かなり厳しい話ではないでしょうか?
 

実際、この自己資金の部分で申し込みをあきらめる自営業者の方は多いのです。
 

②自己資金がない場合はどうするか?

 

自己資金がないと、あきらめる以外に方法はないのでしょうか?
 

実は日本政策金融公庫には、中小企業経営力強化資金という制度があり、こちらなら自己資金がなくても大丈夫なのです。
 

その上、2000万円までは無担保・無保証で利用することもできます。
 

ただし、利用できる条件として、
 

  • 新事業を行う方
  • 中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律に定める認定経営革新等支援機関による指導および助言を受けている方

という2つの条件が設定されています。
 

・認定機関(外部専門家)とは?

 

難しい言い方をしていますが、この認定経営革新等支援機関には、多くの会計事務所が認定されていますので、税理士の知人などがいる場合には相談してみるとよいでしょう。
 

こちらも手続きはかなり複雑ではありますが、専門家の指導を受けながら進めることが出来ますので、時間に余裕があるのであればオススメです。
 

2.銀行の審査のポイントは?

 

ただ、そうそう上手い具合に、税理士の知り合いがいるとはかぎりませんし、手続きも複雑ですから、政府系金融機関は難しそうだとあきらめる人もいるかもしれませんね。
 

そうなると、次に考えるのは銀行や信用金庫ではないでしょうか?
 

①銀行のビジネスローンとは?

 

現在の銀行融資と言いますと、そのほとんどがビジネスローンです。
 

銀行のプロパー融資を受けるためには、相当の実績と信用がなければ難しいのですが、ビジネスローンであれば比較的審査も緩めであると言われています。
 

最近では銀行でも、
 

  • 無担保・無保証
  • 即日融資

で借りられるところもあり、自営業者にとっても格段に利用しやすくなっていると言えるでしょう。
 

②必要書類について

 

必要書類としては、
 

  • 本人確認書類
  • 確定申告書1~2期分
  • 決算書(法人)

以上3点は必須と考えてよいでしょう。
 

他にも、事業計画書や収支内訳書などの提出を求められることがありますので、事前に確認しておくことをお勧めします。
 

③申し込み条件には注意しましょう

 

ビジネスローンの申し込み条件としては、法人企業だけを対象にするなど、各社基準がバラバラです。
 

申し込み条件に合致しないと、当然ですが利用は出来ません。
 

申し込み前に、条件等はくまなくチェックしておきましょう。
 

3.急ぎで必要ならばノンバンク系もオススメ

 

最短即日融資を掲げている銀行でも、蓋を開けると数日かかったという話も聞きます。
 

また、緩くなってきたとは言え、まだまだ銀行の審査は厳しいと言わざるを得ないでしょう。
 

そこで、審査に不安があったり、急ぎで必要な場合には、ノンバンク系ビジネスローンもオススメです。
 

①ノンバンク系のオススメ3社はこちら!

 

金利が高いのがネックではありますが、独自の審査基準でかなり柔軟な審査となっているようですし、限度額も銀行に見劣りしないほど幅広く設定している金融会社もあります。
 

例えばビジネスローンに特化したビジネクストならば、利用可能額は最大1000万円です。
 

改正貸金業法にもとづき営業するノンバンクですが、ビジネスローンは総量規制の例外で年収の三分の一の制限もありませんから、十分な資金を確保できますね。

⇒ビジネクストの申し込みポイント・評判についての記事はこちら
 

・審査の早さや安定を望むならこちら!

 

即日融資が希望なら、オリックスクレジットは審査の早さに定評があります。
 

信頼と安心感を望むのであれば、大手消費者金融プロミスの自営者カードローンという商品はいかがでしょうか?
 

いずれも、銀行に比べれば審査が早く、審査通過率も高いのが特徴です。

⇒オリックスクレジットの審査基準についての記事はこちら
 

4.自営業者の借り入れまとめ

 

以上のように、自営業者の借り入れについてはいくつかの選択肢があります。
 

各社それぞれに、
 

  • 自己資金が必要だが融資額は大きい
  • 手続きが煩雑だが金利が低い
  • 審査が厳しいが信頼性は高い
  • 審査に日数がかかるが安定性はある
  • 金利は高いが審査が早く柔軟性がある

など一長一短ありますが、自営業者にとって事業資金の確保は必至ですので、優先順位を考えながら申し込み先を検討していくとよいでしょう。
 

いざという時にすぐに利用できる金融機関が、一つでも多く見つかるといいですね!